【被災地の中高生へ】第3回ホームステイプログラム募集のご案内

私どもでは、震災以降、各国の駐日大使館をはじめ、多くの方々のご理解とご支援のもと、海外ホームステイや駐日大使館内での異文化交流を通し、将来の東北の復興を担っていく子ども達の自立の後押しに取り組んで参りました。

 東日本大震災の約1ヶ月前、ニュージーランドのクライストチャーチで大きな地震がございました。その際、最初に救援に駆けつけた国は、我が日本であったそうです。このようなことから、自国が復興、いや復旧途中にある中にもかかわらず、当日の駐日ニュージーランド大使、イアン・ケネディ氏から、「クライストチャーチの地震では日本にたくさん支援をいただいた。ニュージーランドは同じ被災国として、日本の子どもたちの気持ちがわかると思う。ニュージーランドで、子どもたちを迎え入れたい。」と大変ありがたいお声がけをいただきました。これが、私たちが海外に目を向けたきっかけです。結果、2011年の夏休みに、50名の中高生がニュージーランドに渡りました。

 3週間の海外生活を終えて帰国した子どもたちは、成田空港で、感謝の言葉、ふるさとへの思い、後輩への思いなどを涙ながらに話し、心の声をきかせてくれました。
 
 「顔も名前も知らない自分たちのために、何百人もの方が寄付をしてくださったり、支援をしてくださったりしたおかげで、私たちは貴重な経験をさせていただくことができました。お金より先に、気持ちをいただいたと思っています。本当にありがたくて、感謝をしてもしきれません。私は、この感謝の気持ちを、震災で諦めかけていた自分の夢を実現することで、形にしていきます。」

大使以下、その場に居合わせたスタッフ、すべてが、この言葉を聞いたときに、「海外経験は、心のケアだけでなく、やがて東北の復興を担っていく子ども達が自ら気づき・考え・行動をする、すなわち自立のきっかけになる」と感じ、プロジェクトを10年間継続する意を固め、今日に至っております。

 これまでに、弊会のプログラムを通し、計120名の子どもたちが海外にわたっています。そして、その子ども達は、海外経験を通して、気づき・考えたことを、自分のため、ふるさとのため、次に続く後輩たちのために、行動に移し頑張っています。

 今年は、6月に、フランス、7月から8月にアイルランド、カナダ、ニュージーランドのホームステイを実施致します。現地では、ホームステイ、学校での語学研修、同世代の学生との交流、またその国の文化や産業に触れる社会体験などを予定しております。フランスを例に挙げれば、多くの方の協力のもと、今年90周年を迎えるル・マン24時間耐久レースやパレードの観戦、Mr.ル・マンとして名高いレーサー、寺田陽次郎さんや日本の自動車メーカーとのコミュニケーション、衣食住に関わる職業見学、ル・マン大学での語学研修などを予定しております。将来は、自動車関係へと考えている生徒さんにとっては、世界の自動車メーカーが技術力を結集させるル・マンという舞台を、人生をかけて戦う世界の技術者達の姿を、そしてすべての関係者の想いを背負ってハンドルを握るドライバーの姿を生で観ること、感じることは、紛れもなく夢への原動力になり、その力こそ東北復興の礎になると信じています。他の国においても、その国ならではの文化や歴史が感じられるプログラムを用意しております。

 本プログラムの滞在費、渡航費は全て、支援者の皆様のご厚情にて負担させていただきます。(成田までの交通費、パスポート取得費、お小遣いは各自負担となります)

自らの手で、明るい未来を切り拓く為に。

皆様、ふるってご応募ください。皆様のご応募お待ちしております。   

2013年4月吉日
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